Windows11 にて、QEMUというCPUをエミュレートするアプリを使おうとしたところ、環境変数を追加しておく必要があったので、設定を追加しました。
具体的には、こんな感じです。
設定後、アプリを実行してみると、PowerShell を通常通り起動した時と、VSCode のコンソールから起動した時で、実行結果が異なりました。
以下、実行結果です。
(PowerShell を通常起動)
(VSCode のターミナル)
原因としては、VSCode のターミナルは(PowerShell またはコマンドプロンプト)、VSCode の起動時に設定された環境変数を引き継ぐため、PATH を変更しても、すぐに反映されないらしい。
実際、調べてみると、環境変数に値が追加されていませんでした。
(PowerShell を通常起動)
(VSCode のターミナル)
反映させるには、VSCode の “terminal.integrated.env.windows” のセクションに、追加したい環境変数を追記します。
手順としては、Ctrl + Shift + P を押し、出てくるウィンドウに、「Preferences: Open User Settings (JSON)」と入力して、ファイルを選択。
settings.json の修正例。
“terminal.integrated.env.windows” のセクションを追記します。
“PATH” の内容は、好きに置き換えてください。
設定後、VSCode のターミナルを再起動。
こんな感じで、VSCode から起動したターミナルからも、環境変数を認識するようになりました。
別にこんな事しなくても、Windowsを再起動すると認識する事もあるみたいです。
再起動しても上手く行かない場合に、この設定を入れてみればいいかと思います。
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