【AWS】EC2 のバックアップの実験に、スナップショットを使ってみる

backup システム開発

EC2 インスタンスの Ubuntuのバージョンを 22 から 24 にアップをしようと思ったら、「まずはバックアップを取れ」と書いてあったので、EC2 のバックアップについて調べてみた。

スナップショット

EC2 そのものを取るのではなく、EBS のスナップショットを取る、という機能らしい。

名前から、VM Ware や Virtual Box のように、「その日付の時点のマシンの状態をキャプチャし、すぐにその瞬間に戻せる」といった機能だったらテンションが上がったが、そういうものではないみたい。

使い方

インスタンスを停止

スナップショット作成前に、インスタンスを停止しておく。
AWS_snapshot_01

スナップショットの作成

「スナップショットの作成」をクリック
AWS_snapshot_02

対象のインスタンスを指定
AWS_snapshot_03

オプションを指定。
その後、「スナップショットを作成」
AWS_snapshot_04

こんな感じで、スナップショットが作成される。
AWS_snapshot_05

スナップショットからAMIイメージを作成

「スナップショットからイメージを作成」を選択
AWS_snapshot_06

各種設定を入力し、「イメージを作成」
AWS_snapshot_07

AWS_snapshot_08

AMIから EC2 インスタンスを起動

メニュー「AMI」にて、「AMIからインスタンスを起動」を選択
AWS_snapshot_09

インスタンス起動に必要な項目を入力。
AWS_snapshot_10

インスタンスタイプやネットワークを入力。
AWS_snapshot_11

こんな感じで EC2 が起動されました。
AWS_snapshot_12

所管

「EC2 を、スナップショットを取った時点に戻す」のではなく、「バックアップを作成しておき、そこから新たに EC2 インスタンスを作成する」という動きのため、これだけで復元が完了しないケースが多そう。
例えば、EIP を振っていたり DNS設定があったりした場合、バックアップから復元した EC2 に再設定が必要となる等。
その場合、ELBを置いておけば少しは楽になりそうな気がするが、結局 EC2 を新規でもう1つ作り、それに対して疎通をする事になるので、提供しているサービスやインフラ構成ごとの注意点はありそう。

注意点

スナップショットはリソースとして扱われ、存在しているだけで課金の対象になるみたい。
不要なスナップショットは消しておいた方が良さそう。

が、スナップショットは、ベースとして使用しているAMIがある場合、削除できない。

スナップショットを消すには、あらかじめ AMIを削除しておく。
AWS_snapshot_13

AMI の削除

以下のように、snapshotから生成されたAMIを削除すると、snapshotを削除できる。

AWS_snapshot_14

snapshot削除
AWS_snapshot_15

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