EC2 インスタンスの Ubuntuのバージョンを 22 から 24 にアップをしようと思ったら、「まずはバックアップを取れ」と書いてあったので、EC2 のバックアップについて調べてみた。
スナップショット
EC2 そのものを取るのではなく、EBS のスナップショットを取る、という機能らしい。
名前から、VM Ware や Virtual Box のように、「その日付の時点のマシンの状態をキャプチャし、すぐにその瞬間に戻せる」といった機能だったらテンションが上がったが、そういうものではないみたい。
使い方
インスタンスを停止
スナップショット作成前に、インスタンスを停止しておく。
スナップショットの作成
「スナップショットの作成」をクリック
対象のインスタンスを指定
オプションを指定。
その後、「スナップショットを作成」
こんな感じで、スナップショットが作成される。
スナップショットからAMIイメージを作成
「スナップショットからイメージを作成」を選択
各種設定を入力し、「イメージを作成」
AMIから EC2 インスタンスを起動
メニュー「AMI」にて、「AMIからインスタンスを起動」を選択
インスタンス起動に必要な項目を入力。
インスタンスタイプやネットワークを入力。
こんな感じで EC2 が起動されました。
所管
「EC2 を、スナップショットを取った時点に戻す」のではなく、「バックアップを作成しておき、そこから新たに EC2 インスタンスを作成する」という動きのため、これだけで復元が完了しないケースが多そう。
例えば、EIP を振っていたり DNS設定があったりした場合、バックアップから復元した EC2 に再設定が必要となる等。
その場合、ELBを置いておけば少しは楽になりそうな気がするが、結局 EC2 を新規でもう1つ作り、それに対して疎通をする事になるので、提供しているサービスやインフラ構成ごとの注意点はありそう。
注意点
スナップショットはリソースとして扱われ、存在しているだけで課金の対象になるみたい。
不要なスナップショットは消しておいた方が良さそう。
が、スナップショットは、ベースとして使用しているAMIがある場合、削除できない。
スナップショットを消すには、あらかじめ AMIを削除しておく。
AMI の削除
以下のように、snapshotから生成されたAMIを削除すると、snapshotを削除できる。
snapshot削除
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