2023年の振り返り。

2023 日常のこと

2023年の振り返り。

大変な事も楽しい事も色々ありました。
お仕事については、1から始める案件の PMを担当し、様々なトラブルに遭遇しながらも、無事リリースまで辿りつける所まで持って行けたのは、とてもいい経験ができたと思っています。

それだけでなく、様々なトラブルを解決していく中で、クライアントや自分自身と自分の家族にも、将来の展望について1つ選択肢を増やす事に尽力できたのは、良い出来事だったと思います。

プロジェクトで起こったトラブルの中で最も大きいのは、チーム再編成のためエンジニアを募集したところ、エンジニアのうち1人が「コロナで3週間ほど入院します」と連絡してきたが実は歌舞伎町でホストやってたり、別の1人は経歴詐称疑惑があったりして凄まじい状況になってしまった事でした。多分、人生で2度と経験できないんじゃないかと思います。

そんな中でも色々と学んだ事、次回の対策に使えそうな案は考えたので、ブログにしてみました。

【システム開発】タチの悪いエージェントの地雷を踏んだ時、被害を最小限に抑える方法を考えてみた

このプロジェクトでは常にリソース不足に悩まされていたので、プロジェクトの初期の頃から、前回の案件で一緒に仕事をしていたインド人エンジニアのAさんに声をかけて、バックエンドエンジニアとして副業として入ってもらっていました。

チーム編成のためにエンジニアを募集するも、トンでもな地雷を踏んでしまったので、「いっそ、Aさんの会社で、この案件のフロントエンドを請ける事ってできない?」と話してみたところ、Aさんの会社の営業(前回の案件で私がお世話になった方でした)とも話す事ができて、無事、契約の締結まで至りました。

以前案件を請けた会社のエンジニアと今でも繋がりがあり、そのエンジニア経由で現在のクライアントと前回のクライアントを結びつける事ができたというのは、エンジニアとして結構面白い動きができたんじゃないかと思います。

それだけでなく、他にも今までやった事がなかった、面白い動きもできました。

元々、バックエンドの副業で入っていた Aさんがフロントエンドリーダーとして動く事になり、ほぼ同じ時期に退職者も出てバックエンドのリソースが足りなくなっていたので(バックエンドは順調に進んでいたので、激ヤバだったフロンエンドにリソースを多く割かないといけない状態になっていた)、プロダクトオーナーに、
『バックエンドが人足りなくなってきましたね。「難易度は高くないけど、量は多い」というタスクが結構残ってるんですよね。インターンでやってくれそうな人とかいます?いないなら、元エンジニアのウチの嫁に、パートで入ってもらうというのも提案できます。ブランクが7年ぐらいあるのが不安材料ですけど。』
と話してみると、
「全然OKです!むしろお願いします!」
と反応が返ってきたので、嫁のエンジニア復帰のサポートをする事ができました。

出産前に退職し、産後も色々な事情が重なってフルタイムで働けない状態が続き、ブランクが長くなってしまったのでエンジニア職としての復帰は本人も不安が大きかったみたいですが、このプロジェクトでPM兼バックエンドリーダーとしてプロジェクトをリードしてきた経験から、マシンの用意や環境構築、プロジェクトの概要やアーキテクチャの説明といった技術的な部分で手助けをして、パートナーの職務復帰のサポートができたのは誇らしい事なんじゃないかと思います。
(今思えば、僕が法人化して請けて、そこから仕事してもらった方がよかった気もするけど。)

技術スタックとしても、Docker, MySQL 8, PHP8, Laravel 10, React 18, TypeScript 5, Next.js 13 と、今後も使えそうな技術を習得してもらう事ができたので、人手不足が叫ばれ続けている IT業界への貢献にもなったんじゃないかと思います。

PMの嫁をパートで入れるというのは、コネ感があって良く思われない危険性もあるんじゃないかと思い、アウトプットの質と量については責任者として重く受け止めていましたが、久しぶりのエンジニアの仕事という事で本人もモチベが高く、入ってすぐに成果を出してくれたので、心配は気鬱に終わりました。

リモートによる働き方が改革が一般化していますが、ご飯食べてる間や日常の何気ない会話でも、「そういえば、これってどういう事なの?」と技術的な質問に答えたり、フォローを入れている時も「あ。こういうプラグインがあるから使ってみるといいよー」と色々なアドバイスができたりしたので、近くで働くというのは結構重要なんじゃないかと思ったりしました。

マネージメントをする立場で見ても、ジョインして短期間しかもパートタイムでこれだけのアウトプットを出してくれるなら十分、という成果を出してもらう事ができ、クライアントからの評価も良かったので、このまま復帰に向けて行ければいいなと思っています。

自分が必死にやってきた事が、パートナーの人生を変える事にもつながったというのは、これまでやってきた事が間違っていなかったと肯定されたようで、嬉しくもあります。

もちろん、全て案件が上手く行ったわけではなく、実力をほとんど発揮できなかった案件もあり、多大な迷惑をおかけしたまま退場してしまった案件もありました。

クライアントさんには一切非は無く、主に自身のリソース管理不足や、自身のキャパと力量の見積が甘かった事が大きな要因でした。

キャパを越えた仕事を請けると、自身の健康を害するだけでなく、他の人にも色々と迷惑がかかるので、以後、反省して行きたいと思います。

あと、去年は弁護士にガチ相談に行くような件が2つもあり、そのうち1件は相手が妥協案を見せないようなら民事訴訟に踏み切る準備をして弁護士さんとも相談してたのですが、今年は無事、裁判沙汰になるような出来事はありませんでした。(というか、それが普通なんだけど)

年の初めにお祓いに行っておいたおかげでしょうか。来年も行っておこうかと思います。

去年の件については、最終的には裁判沙汰にはならずに済みましたが、「何でこんな1生に1度遭うだけでもお腹いっぱいになるような事が、1年に2回も起こるんだよ!(※どっちも全く違う性質とベクトルの内容とはいえ)」と、まるで何かの呪いにかかっているようでした。

ちなみに、実際に裁判した事はまだありません。一度は経験してみるべきなのでしょうか。どちらの件も、同種のトラブルに遭遇した人は居ても、泣き寝入りする人も多いんじゃないかと思った事件だったので、実際に裁判になったらブログ化します。

英語力もかなり上がり、英語での採用面接をいくつか受け、2次面接に勧めるぐらいの英語力を身に着ける事ができました。
とはいえ、最終面接をクリアするにはまだ実力が足りていないので、もっと精進して行きたいと思います。

英語で書いた技術記事も徐々に増えて、割と内容も充実してきました。
そのうちの2つのエントリは、DEV Community の公式 Twitter と Docker Dev の Twitter アカウントにシェアされて、ちょっとテンション上がりました。
英語圏で仕事をする時にも活用できそうな気がするので、今後も継続して行きたいと思います。

また、英語学習をしてると、日本の事を聞かれる事があるので、その度に「もっと日本の事をよく知っておかないと」と感じる事がよくあります。

という事で、日本の事をもっと知っておくために、色々回ってみました。とりあえずSNSに草案となる投稿をしてきたので、少しずつ英語ブログに書いていこうかと思います。
特にお気に入りなのは「日光江戸村」と「真剣ためし斬り」で、めっさ力の入ったエントリになる予定。

真剣ためし斬りの方については、スペイン在住の友人とオンライン忘年会やってた時、友人彼氏も乱入してきたんで、どんなアクティビティか説明したところ、めちゃくちゃ興味を持ってくれたので、日本に来た時に案内する事になりました。
そのためにも、全力で興味を引けるように書くつもりです。

あと、2023年はヨーロッパに行く予定だったのですが、様々な事情が重なり、結局は流れてしまったので、2024年にまた計画を練り直します。

来年以降も、まだまだやりたい事がたくさんあるので、体力と相談しながら色々と挑戦して行こうかと思います。

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