「ブラック企業」と「子育て」って、似ているとこあるよね。と思った話。

parenting 日常のこと
  • 365日休みなし
  • 24時間体制
  • 頻繁な割り込みタスク発生
  • 理不尽の連続
  • マトモな話し合いができない相手と、何十時間も向き合う必要がある

ブラック企業?
いいえ。子育てです。

0歳の子と2歳の子が居るんだけど、連休の方が逆に疲れる。。

まず睡眠。
「睡眠」は生活において極めて重要な要素だと思うが、それが問答無用で妨害される。
0歳の息子くんの先制攻撃ガード不能の広範囲無属性ノイズアタックが一日のターン開始にいきなり発動。

本当はまだ眠いんだけど、ミルク飲ませたりあやしたりするうちに目がさえ、長男も起きだすので、そのまま一日がスタート。
生活の基盤となる「睡眠」のクオリティが問答無用で下げられてしまうと、一日の調子は大きく変わってしまう。

そして、一説によると、赤ちゃんの泣き声は、わざと大人にとって不快になるようになっているらしい。
その不快となる原因を取り除く事を最優先タスクにするために。

うん。確かにそうだよね。仕方ないよね。
赤ちゃんの泣き声が小鳥のさえずりみたいに気にならないものなら、大人がそのまま寝てたり気づかずにスルーしちゃったりして、赤ちゃん、お腹すかせて死んじゃうもんね。
それ以外でも寝返りした後、自力で元に戻れなくて呼吸が苦しくなったりとかも、全力でアラート投げてくれないと困るよね。

種の生存のためとはいえ、実に迷惑な機能・・・ガフッ
でも、僕も同じ事をしてきたはずなので、何も言えません。

そんな感じで、常にステータス異常攻撃を仕掛けてくる存在がすぐ側にいる。
ストレスが溜まると集中力が下がるし頭脳労働の効率が落ちる。

仕事をしていればイライラする事もあると思う。
んで、イライラした状態で仕事をしていると、びっくりするぐらいタスクが片付いておらず、ストレスと業務効率には密接な関係があるんじゃないかと感じている人も多いんじゃないかと思う。

そういう意味で、これは非常に興味深いコラムだと思う。
一瞬の”ムカッ”の損失:101回死んだエンジニア

通勤電車で数独をやっていて、いつもなら10分で解けるが、ちょっとイラッとした事があったその日は20分かけても解けなかった、という話。
イライラしている状態が、どの程度、効率の低下を招いているか、きっかりと数字として測定できた、非常に面白い話だと思う。

そして、一度発生したストレスは簡単には解消されない。
ドラクエやFFの「毒」「麻痺」「混乱」といったバッドステータスみたいなもんで、攻撃を食らった瞬間もダメージがあるが、その後も正常ステータスに戻るまで、ある程度時間を要する。

その間に長男が騒ぎ出し、次男も騒ぎ出し、もう端末で何かするような感じでもなくなって、続きはまた夜に~
みたいな感じで、いっこうに効率が上がらない。

真面目な話、自分にとっては子育てより仕事の方が遥かに楽だ。

嫁様ちゃん、まじスゲーと思う。
というか世の主婦の皆様、凄いす。

いや、こんな長文書いてないで家事手伝えよとか、こんなの書いてるヒマあんなら手動かせよ、と言われれたら、
「ごもっとも。その通りでございます。」
としか言えないんだけど、こういう時期があったなーと後で振り返ってみたくなったので、書いてみた。

というか、どう考えても子育てというタスクは難度の高い仕事だと思う。

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