先日、こんなのを書きました。
オンライン英会話講師に聞いた、「海外の採用面接では、こんな質問をする!」
(要約)
オンライン英会話の講師の本職が採用担当だったので、
「これが採用面接で、私が応募者だったとしたら、どんな質問をしますか?」
と、海外の就職面接で聞かれる質問内容を聞いてみた。
以下、その質問一覧です。
- What are your previous job?
- Why did you resign from your previous job?
- Why do you want to apply in our company?
- Do you have pending jobs in another company?
- What are your strengths and weaknesses?
- What can you contribute to the company?
- What motivates you to work?
- What are you passionate about?
- Where do you see yourself 5 years from now?
- Can you tell me about a difficult work situation and how you overcame it?
- What is your salary range expectation?
- Why should we hire you?
- What did you like most about your last position?
- What did you like least about your last position?
- How do you handle stress?
- What is your greatest accomplishment?
そして興味が出てきたのが、「この質問の信頼性は、どれぐらいあるのだろう?」という点。
フィリピンの会社では一般的な質問なのか。
それとも、どこの国でも一般的な質問なのか。
もしくは、講師の会社特有の質問なのか。
という事で、以下、調査結果です。
イギリス編
現在、「英語で日記を書く → 添削してもらう」
というサイクルのブログを、約3年ほど継続しております。(2022年 7月現在)
その英語日記の添削をお願いしている友人に聞いてみました。
イギリス在住で専門分野は医学と、ほとんど被る点はなさそうですが、「ごく一般的な質問」とのこと。
分野と国が違っていても重複が多いという事は、英語での面接における極めてポピュラーな内容と考えてよさそうです。
スペイン編
スペイン在住の友人(フロントエンド兼デザイナー)にも聞いてみました。
スペインに移り住む前はオーストラリアに住んでいたので、英語はバリバリです。
オーストラリアに住んでいた頃はデザイナーだったのですが、スペインに行ってからはフロントエンドエンジニアとしても働き始め、現在はスタートアップ企業で活躍されています。
スペインに渡航してサバイブしてきた話はとても勉強になったので、友人から聞いた話をブログにしました。
ヨーロッパでの就業に興味のある方は、是非読んでみてください。
聞いてみたところ、「どの業界でも使われるような、普通の質問」とのことです。
ただ、IT業界は、「前のプロジェクトでは何をしていたの?」「一番難しかった課題は?」といった、技術的な面を深堀する傾向があるらしく、「何で辞めたの?」といった質問は少ない傾向があるらしい。
カナダ編
カナダ在住の先生にも聞いてみました。
オーストラリアに住んでた事あり、現在はカナダで美容師の仕事をされています。
一時期、英語日記の添削もお願いしていました。
つい最近、インタビューについて学習されたとのことで、丁度いい会話のテーマとなりました。
「面接において、ポピュラーな質問」とのことです。
他にも、「この質問の意図は、こういう事だよ。」「この質問で、こういう内容を話したら印象が悪くなる事があるよ」といった情報を教えてくれました。
詳しくは後述します。
フィリピン編
フィリピン在住の友人に聞いてみました。
本職はホテルの従業員です。
“It’s ery common question!” とのことです。
どうやら、国や企業を問わず、英語圏では極めてメジャーな質問と判断して良さそうです。
海外移住のQ&Aサイト編
回答者は全員海外移住を果たした方々で、自身の経験と照らし合わせながら答えているため、回答のクオリティが非常に高いのが特徴です。
サイト管理者の方も自身も海外移住を果たしており、「海外移住は、その人の人生を大きく左右する可能性があるため、投稿の質は保たなければいけない」というポリシーを持っているため、相当なコンテンツクオリティが保たれております。
実際に質問したページは以下です。
英語圏の採用面接で聞かれる質問内容とは?
スウェーデン在住のあめぞう@スウェーデンさんと、サイト管理者でもあるジャバ・ザ・ハットリさんより回答を頂いております。
ありがとうございます。
あめぞうさんが面接を受けてきた中で、上記の質問の中で実際に聞かれた事がある項目を教えてくれました。
(回答してくれた内容は有料コンテンツなので、詳細の転記は避けています。)
提示されてる内容の中で実際に聞かれたのは、
(中略)
です。今思うとものすごい的中率ですね😂 どこの国かは存じませんが流石採用担当ですね!
詳しくはシティーズにて。
また、ジャバ・ザ・ハットリさんの回答は、特別無料公開されています。
https://cityz.jp/posts/5fb050d896ed0a00087b53aa#answer
最初の人事担当者との間でとてもよくある質問です。ただ専門職を狙う方はあまり額面通りには対策しなくていいと思います。
ここに挙げられた質問は確かに定型化しているほどよく転職面談で耳にします。でも、このような質問より技術面談や専門性を問われる面談対策の方が100倍重要という認識です。
「技術的な質問に応えられる事の方が重要」という点は、先ほどのスペイン在住の友人の話とも一致しました。
とても参考になるので、海外移住に興味のある方は、是非全文を読んでみてください。
結論
上記の質問は、
海外の転職活動において極めてメジャーな質問で、あらかじめ答えられるようにしておいた方が良い内容
と結論付けてよさそうです。
ただし、IT系の場合は、専門的な質問にどれだけ答えられるかという事が遥かに重要になってくるようなので、「技術力を高めておくことが、より重要」です。
とはいえ、自分は上記の基本的な質問の返答すら難しく感じてしまう程度の英語力しかないので、まずはその辺から何とかしてみる事にします。
また、上記質問リストの中には、「質問の意図を考えると、とても興味深い項目」もあったので、次回のエントリにて書きたいと思います。
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